精製



 美味いネタを食いたいっ ! !



 長い間使用していると、良いネタ、悪いネタ、色んなものを体験することになる。

 私の場合ずっと静脈注射でしたので、不味い (悪い混ぜ物が多い) と テキメンに体に作用 (悪影響) するのです。

 覚えて最初のうちは、買ってきた物をそのまま使うしかなく、モノが悪いとフラフラになったり、頭がグルグルまわったり、気持ち悪くなったりとかで、かなりひどい目にあいました。(怒

 そんな中で美味しいネタが手に入った時は素で喜んだものです。

 多分、長期使用者はみんなグルメで、かなり味にうるさいと思いますよ。(笑

 お金払って買ってるわけで、買うからには当然良いネタががいいわけで。

 でも、美味しくないものしか流通してない時期もあったりするので、良品のストックが無い場合はそれを使うしかないんですよね。

 で、考えたのが

 不味いネタを何とか良いモノにできないだろうか・・・

 ということです。

 私の試行錯誤による精製の日々の始まりです。

 まず最初に考えたのが、不味いネタは混ぜ物が多いのではないだろうか、という事です。

 物理的に取り分けるという方法も聞いたことがありますが、それができるのは超粗悪品に良品を少量混ぜただけの場合の時のみ等、条件が限られており、現実的ではないのでこの方法はあきらめることにした。

 あとは試験管やビーカーを使ったややこしい方法しかなさそうである。

 化学的な法則を利用して、どうにかするのであろうということは容易に予測できたのですが・・・。

 しかし、当時(現在でも)の私には化学知識などほとんどありません

 さて、どうしたものか・・・

 素人なりに思いついたのが、加水分解後に再結晶化させ、その過程においてなんとか不味い物を取り除けないだろうか、という手法です。

 後に分かったことなのですが、業界では炊き直しと呼ばれる手法みたいです。

 色んな方法や手法を用いて、かなりの手間と時間をかけて試行錯誤した結果、ある程度は不味い物を除去することが出来ました。

 もちろん、ネタが台無しになることも度々ありましたよ。(笑

 具体的な方法は・・・書いていいのだろうか・・・。

 パクられるとつまらんので、ちょっと調べてみることにします。
 調べた後、違法ではない様であれば、別の機会で述べることにしますね。(^^;



 どうやらモノによっては、完全に取り去ってしまうとラッシュ感が少なくなるようです。(ラッシュ感 : ドラッグ等が体内に取り入れられるときに生ずる薬効?による快感)

 全然不味くはないし、シャッキリ感等の薬効もしっかりあるけど、嗜好品的には良品とはいえない。

 どうやら味付け的な成分があって、それがバランス良く配合され、それとの相乗効果も手伝って良い気分になれるネタが良ネタとされるようです。

 つまり、ある一定量の味付け成分は残しておいた方が良いようです。



 素人なりに分析してみたところ

 不味い原因として

 製造時の化学合成過程において不要な成分が生じて、それが取り除かれずにそのまま残った状態。

 調味料的な味付け成分の割合を高くし、故意に増量剤として使っている場合。
 (一定の割合を超えると不快感、不味さ、害につながる)

 味付け成分ではない、全く役に立たないものが増量に使われている場合。
 (使用感に影響無し又は不味さの原因や害となる成分。)

 上記の3つの要因のいくつか又は全部が重なっている場合。

 こんな感じでしょうか。

 あくまでド素人の自己流的な考えなので、見当違いかも知れませんが。(^^;



 具体的な成分は分かりませんが、試行錯誤して精製しているうちにどれが×なやつで、どれが味付け的なやつなのかが分かってきました。

 かさ増し等の目的で混入され、不味いものは完全に取り去るべきですが、味付け的成分を取りすぎると、全く塩気のないパンやうどんの様に美味しさは減ります。

 精製の経験を積むにつれ、ある程度(数種類)の混ざり物の正体はつかみました。(多分)

 試薬を数種類手に入れることが出来たので、それと比べて酷似しているものを見つけたというだけですけどね。(笑

 無水カフェイン(俗名:コーラ)

 安息香酸ナトリウムカフェイン(俗名:アンナカ)

 チオ硫酸ナトリウム(俗名:ハイポ)

 これ以外に結局正体をつかめなかったものが数種類ありました。

 これらを完全除去した後に、再び適量の味付け分だけを加えるという方法が一番分かりやすくていいのですが、この方法だと除去時のロスが多くなるので、完成量がかなり少なくなってしまうのです。

 
静脈注射をすると、カーッと熱くなって気分が悪くなるネタがあるのですが(通称ゴジラ)、それを安価で買ってきて精製してみると、カフェイン系の物が多量に含まれてました。

 ロスがどれほど出たかは不明なのですが、合格点のネタ (良ネタとはいえない) になるまで精製した結果、50g → 4.5g と、なんと1/10以下にまでなってしまいました。(笑

 上記の様に品質が粗悪だと、とんでもない結果になります。

 そこそこのネタの場合、ある程度の妥協をしてロスを少なくし、元より数段良い物になるのであればそれでヨシ、とするなら手を加える価値はあるかと思います。

 作業工程や時間も大幅に省けますし。

 少工程&少ロスで良品になる物もあるので、一概にはどうこう言えませんけどね。

 これを覚えてからは、不味くても仕方なく入れるという事がなくなり、ずいぶん助かったものです。(笑

 この技術のおかげで随分いい思いもし・・・くぁwせdrftgyふじこlp;(省略



 追記
 あぶり用のネタは突き(静脈注射)とはまた違う成分が喜ばれるようです。



 不味いネタは食いたくないものです♪

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