グリと幻覚と錯覚と精神分裂症状 (統合失調症)



　精神分裂病とは、幻覚、妄想、社会性の低下を主な症状とする精神病と言われています。

　検索かけたらたくさんHITするので、詳しく知りたい方は各自で調べてください。


　医学的知識がないのでなんともいえないのだけど、私の経験上、覚せい剤使用時の精神異常において、グリ、精神分裂病、幻覚、錯覚等、この辺の事が複雑に絡み合ってるように思う。

　極端な例として、最強?に脳が壊れた人物が割と身近にいたのだが、その人物は強烈なグリ、錯覚なんぞぶっちぎりの幻覚のオンパレード、脳内で有り得ない事象が起こりまくっている精神分裂症状、見ていてそれはそれはｷｮｰﾚﾂなものでした。



　B子 「アンタっ !! アンタまでウチのこと騙してっ ! もう誰も信じられへんわっ !」

　いきなりです。

　一体何が何やらさっぱりです。

　私 「どないしたんや。えらいグルグルなってるやんけ。ちょっと間 (シャブを) 抜かなあかんなぁ。」

　私の言葉は彼女の耳には届いてないようです。

　彼女の手には、台所から持ってきたと思われる包丁が握られています。

　B子 「もう･･･もうあかんわっ ! あんた殺してウチも死ぬっ !!」

　歯を食いしばり、震えて涙を流しながら必死の形相で私に包丁を向けています。

　どうやら先方様は脳内においてかなり危機的な状況に追い込まれているようです。

　こっちにほこさきが向いているということは・・・私が何か悪い事を企んでいると思い込んでいるようだ。

　私 「・・・・・。(これはやヴぁい・・・命助かっても、怪我して病院沙汰になったらパクられるやん)」

　まぁ、女+包丁の組み合わせでは死ぬ事はないでしょうが、事が表沙汰になるのはちょっとまずい。

　隙を見て包丁を取り上げ、言葉巧みに丸め込み、その場は何とか事なきを得たのですが、さすがにちょっと恐ろしいので、その後早々にその方とは縁を切らせていただきました。

　事が起こる前から、彼女の脳内で大変な事が起きていたのは知っていたのですが、症状が快方に向かうかも知れないということで、口頭の説得や現実的反証等で症状改善の努力をしていた矢先の出来事だったのです。

　切れ目、効き目かかわらず、その症状は変わることなく出現し続けておりました。

　当人から色々事情を聞いてみてたのですが、支離滅裂なスジの通らない無茶苦茶な妄想がほとんどでした。

　その中で割とスジが通っているものをいくつか挙げてみると

　私の知り合いや彼女の近親者等が誰かに拉致されて、暴行を受けている。

　「死ね」「殺すぞ」「襲撃に行くぞ」等の声 (幻聴) が聞こえ、その声の主は複数で、実在し、テレパシーか何かでその主と本人と繋がっている。　しかも、その声の主は同じ町内に住んでいるらしい。

　この様な有り得ない事象が脳内で展開されていたようです。

　みんな、何ともバカバカしいひどい妄想と思うでしょう。

　しかし、当人にとっては現実であり、ひと時も気の休まることがないので、肉体的にも精神的にもどんどん負担がかかっていき、更なる状況の悪化を招き、どんどん悪循環へと陥っていくのでしょうね。

　グリ・妄想 (精神分裂病?) と幻覚 (これも精神分裂病の内か?) が融合し、えらいことになった典型的な事例といえるのではないでしょうか。

　まぁ、これはかなりの重症例なのでしょうが、私自身にもこれとよく似た軽い症状が出ておりました。

　錯覚で、家の外の雑音 (車が通る音や風で物が動く音等) が人の話し声に聞こえたりした事は、前に述べたとは思いますが、一瞬その話の内容が自分の事が話題にされてるのではないかと思ったりもするのです。

　まぁ、錯覚である事が分かっておりましたし、効き目が強い時に時々なる程度でしたから、さほど問題視はしていませんでしたけどね。

　自分で一番やヴぁいと感じたのは、外出中でいるはずのない人物 (当時の女) が家に戻ってきていると思い込む妄想が出てきた時ですかね。

　素で効いてる所にに加えて、ネタの精製実験を終え、それの味見で入れた (使用した) のもあって、かなりバッチバチに効いていたというのがあったのでしょう。

　自分の中で、女が帰宅していないのが分かっているにもかかわらず、つい家の中を探してまわった経験があります。

　何やらその行動がすごく楽しく感じ、異常行動と分かりつつもその衝動を抑えることが出来なかったのです。

　時間的には数分間の出来事で、すぐに我に返り、知り合いにTELを入れて私の事を監視するように頼みました。

　これにはさすがにビビったし、やヴぁいと思いました。(笑

　まぁ、おかしかったのはその数分間だけだったようです。



　また、別の話として

　聞いた話で直接は知らないのですが、ある売人の女 (ｶﾉｼﾞｮさんのことね) も強度の精神分裂症状を呈しており、使用を止めさせてもその症状は改善されていないとのことでした。

　当然、そのｶﾉｼﾞｮさんがヘヴィな覚せい剤使用者であったことは言うまでもありません。

　上記の事をまとめてみると

　覚せい剤がキッカケor原因で、精神分裂症状をきたすことがあるようだ。
　精神分裂病と同意とするのか、別なものなのかは分かりません。

　グリもその症状の一種ではないだろうか。

　精神分裂症状は効き目によって作用する脳誤動作系のものと、シャブが原因?の脳破壊による本格的なものとがあるようだ。
　逆耐性現象とか、その辺が絡んでいるのかも知れない。


　まぁ、私は精神科医ではありませんから、断定するつもりはありません。

　経験と学習に基づき、自分なりに思ったことを書いてみたということです。


　覚せい剤やめますか ? 　人間やめますか ?



　まさにこれに当てはまるフレーズですね♪

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