警察の眼
監視カメラ
大阪での取引のメッカは、日本で唯一暴動の起きた(近年)地区でもあります。
それのせいかどうかは分かりませんが、路上監視カメラが多く設置されています。
路上での違法薬物取引の監視にも一役買っているようです。
私が現役の時期にも何箇所か監視カメラが新設されたのを記憶しています。
売人A「○○さん(私の名前)、今日あそこに新しくカメラ出来たんですわ。せいぜい気ぃつけてくださいや。」
私 「あ、ホンマや。よぅ知らせてくれたな。ありがとう。あそこからやったら、いつもワシが車止めてる場所丸見えやんか。助かったわ。」
地元?の人間にはすぐに発見されてしまうので、どれほど効果があるのかは疑問ですが、路上での小売りという面においてはそれなりに抑止効果はあった様です。
当時一帯を取り仕切っていた○○会がリンチ(私刑)をする場所(大阪南港)にもカメラが設置されたらしいです。
これは、現場を確認したわけではないので何ともいえませんが、関係者の話によれば本当にあった事らしいです。
車両
とある事件で、現場に止まっている普通車両の持ち主を現在登録証明制度を使って全て調べるという事をしたことがあるのですが、警察関係車両の多さに驚いたものです。
現在登録証明とは、車両ナンバーが分かれば、陸運局で車検証記載事項と同等な情報が得られるというものです。
一回(一日)につき30台くらい調べるのですが、数台は大阪府警所有のものが含まれていました。
モロ覆面仕様でない普通っぽい警察車両がかなり多いという事を知り、勉強になりました。
不思議と近麻(近畿麻薬取締局)の車両はヒットしませんでしたね。
近麻は私物車両での捜査なのでしょうか。
尾行
何度もされていたのでしょうけど、一度だけ、警察の尾行に気付いたことがあります。
阪神高速を走っていた時の事です。
いつもやっている、速度取締り車両警戒のためにふとルームミラーを見ると、何か勘にピンとくる車両が見えました。
男が前席に二人、ガラスフィルムは無し、室内には回転パトランプ収納の凸部、間違いありません、覆面の警察車両です。
速度超過や交通違反で止められて車内捜索等されてはたまりませんから、ごく普通に目的地に向かって車を走らせることに。
違反の見込みがないと分かれば、大体の警察車両は他の獲物を求めて去っていくのですが、今回はいつもと様子が違います。
こちらからの死角に入るのが彼らの常套手段なのですが、全くそういった行動は取らず、ずっと後方で大人しく走っているのです。
グリっときましたよ。グリっと。(笑
とりあえずそのまま環状線へと入り、大きく数車線の車線変更を行う。
別車線ながらも私について来る様な段取りの車線へやってくる。
この時点でもう、かなりグリグリです。(笑
グリグリになりつつも自然を装い、何度か大きく車線変更を行う。
やっぱりついてきてます。( ゚д゚)
そんな調子で環状線を一周するも、まだついてきてます。
尾行ケテーイです。
相手がモタついた隙を見て一気にぶっちぎりました。(笑
んでもって、着いた目的地でその話をすると、ただのグリだと一笑されてしまいました。(^^;
警察の眼のお話でした♪