錯覚と幻覚
覚せい剤をある程度の期間使用し続けていると、幻覚や錯覚を体験する事ができます。
幻覚 幻視・幻聴
覚せい剤使用に関しての幻覚は大きく分けて二種類あると思う。
ひとつは、薬効による肉体の連続稼動、睡眠不足等により、脳に多大な負担がかかり、その脳が誤動作して起こる幻覚。(休息を取れば治まる)
もうひとつは、原因は専門家ではないので詳しくは解らないが、脳の故障により通常の状態でも脳が誤動作して起こる本物?の幻覚。
連続稼動による疲労で、脳が誤動作する事が原因の幻覚
(視) は経験したことがある。
というか、それまで幻覚の類を見たことなかったので、ぜひとも見てみたいと思い、ぶっ続けでシャブを連続大量投入してずっと起き続けてみたところ、8日目位で何やら不思議なものを見ることが出来た。(笑
それはいつものようにシャブを精製 (これはまた別の機会で)
している時だった。
数時間、集中を伴う作業を終えて
「一段落ついたし、タバコでも一服しますかぁ。」
少し離れた灰皿がある場所に移動し、腰を下ろしながら火をつける。
ふと、煙を吐き出しながらさっきまでいた場所に目を向けると・・・
「くぁwせdrftgyふじこlp;@っ ! !」
黄色い雨ガッパみたいなものを着た何かが、私一人しかいないはずの部屋に出現したのだっ
!!
今でもはっきりと覚えている。
誰もいない、何も無いはずの所に黄色い何かがいたのだ。(笑
目撃した時の感想は
「あぁ、とうとう見たか・・・。ってことは、かなりキてるってことだから注意しないとな」
って感じでしたね。
ほんの一瞬だけではあったが、見ることが出来たので大変満足した。
不思議な事に、妙に冷静な自分がいて、はじめて見た幻覚にパニックすることもなく、これ以上肉体
(脳) を酷使するのは危険と判断し、とっとと休養を取った。
明らかな幻覚 (視)
を体験したのはそれ一回きりである。
脳の故障で起きる本物の幻覚は、体験したことがないので何とも言えませんが、恐らくそうであろうという人を見ていると、幻覚を幻覚と分からず本当の事象の事と思っているようです。
有り得ない事象を現実の事としてとらえ、それに対する行動をとるため、周りから見ると異常としか思えない言動となる。
精神分裂病と非常によく似た症状ではないでしょうか。
精神分裂病との係わりについては次回で詳しく述べようと思います。
思考や言動が正常で、幻覚をよく見る (体験する)
人は少ないんじゃないでしょうか。
まぁ、私の知り合いにはいなかっただけかも知れませんが。
錯覚
シャブがよく効いてる時ほどよく体験し、切れ目の時になることはありません。(多分)
これは幻覚とは違い、実際に起きた事象に対して脳が別のものとして捉えることによって起きると思われます。
この誤動作は、薬効なのか高負荷連続稼動のせいなのかは分かりません。
例を挙げてみると
車を運転してる時、電柱にくっつけてある捨てカンバンが一瞬人に見える。
風呂でシャンプーしていると、部屋に置いてある携帯電話の呼び出し音が鳴っているように聞こえる。
家の外の雑音が一瞬人の話し声に聞こえる。
実際に見えたもの、聞こえたものを勘違いする様です。
気の抜けたときに、フッと一瞬そう見えたり聞こえたりするような感じです。
これらの症状も、精神分裂病(統合失調症)と複雑に絡んでいる様な気がしますね。
覚せい剤使用に際して上記の様な事が起こりうるという心構えがあれば、実際そうなったとしてもさほど慌てることはないでしょうが、予備知識なしでいきなり幻覚や錯覚を体験するとパニックになる人もいるのではないでしょうか。
幻覚と錯覚のお話でした♪