覚せい剤基礎知識



 今更感は否めませんが、基本情報書いてないので。



一般的通称名

覚せい剤・シャブ・ネタ・S・SPEED・冷たいの・はやいの 等


 1800年代末、長井博士により、マオウ(漢方薬草)から覚せい剤の素となる塩酸エフェドリンが抽出される。

 第二次世界大戦では、特攻隊には突撃錠、軍需工場要員には猫目錠と名を変えた覚せい剤が政府により大いに活用された。

 戦後、大日本製薬により大量に製造され、大流行となる。商品名ヒロポンはあまりにも有名。

 精神的、肉体的に障害が出る者が続出。製造・売買・使用・所持等が法により厳しく規制される。




 静脈注射による摂取時、強烈な快感が得られる。

 薬効により、強烈な爽快感が出現し、疲労・倦怠感が払拭される。

 単純労働であれば、不眠不休での連続作業が可能。

 精神的・肉体的性感が大幅に増大。優秀なSEXドラッグ。


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 疲労感の払拭だけであり、実際には肉体的・精神的にかなりの負担となる。

 過摂取により、精神分裂・人格障害・統合失調症の様な精神障害が出現することがある。重症となると完治は難しい。

 食欲減退作用があり、それによって栄養障害等を引き起こし、重大な疾病のもととなることもある。




主な摂取方法


静脈注射 ( P 突き )

高温昇華による吸引 (炙り)

鼻腔粘膜より摂取 (スニ スニッフィング)

直腸粘膜より摂取 (ケツ入れ)

経口摂取

等がある。



覚せい剤取締法 (抜粋)

第3章

第14条
 覚せい剤製造業者、覚せい剤施用機関の開設者及び管理者、覚せい剤施用機関において診療に従事する医師、覚せい剤研究者並びに覚せい剤施用機関において診療に従事する医師又は覚せい剤研究者から施用のため交付を受けた者の外は、何人も、覚せい剤を所持してはならない。

第19条 左の各号に掲げる場合の外は、何人も、覚せい剤を使用してはならない。
1.覚せい剤製造業者が製造のため使用する場合
2.覚せい剤施用機関において診療に従事する医師又は覚せい剤研究者が施用する場合
3.覚せい剤研究者が研究者が研究のため使用する場合
4.覚せい剤施用機関において診療に従事する医師又は覚せい剤研究者から施用のため交付を受けた者が施用する場合
5.法令に基いてする行為につき使用する場合


第8章

第41条
 覚せい剤を、みだりに、本邦若しくは外国に輸入し、本邦若しくは外国から輸出し、又は製造した者(第41条の5第1項第2号に該当するものを除く。)は、1年以上の有期懲役に処する。
 営利の目的で前項の罪を犯した者は、無期若しくは3年以上の懲役に処し、又は情状により無期若しくは3年以上の懲役及び1千万円以下の罰金に処する。
 前2項の未遂罪は、罰する。



体験談じゃないですけど〜♪(^^;

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