心身への影響



 覚せい剤を使用するにあたり、私が経験した心身に及ぼす影響を書いてみます。

 食事中の方は読むのを控えてください。(少々汚い記述があります)



 先項にも記述してある通り、覚せい剤を使用することにより、人格障害、被害妄想等の重大な精神障害が出現します。

 これらの事項は既に記述済みなので省略。

 これとは別に、心身共に関係してくる症状として、私は咽喉頭過敏症に良く似た症状を経験しました。

 心因性の咽喉頭過敏症の症状として、ほとんど異常がないにもかかわらず、喉に痰がらんでいるような違和感を覚えたり、異物が喉にあるように感じてしまうというものがあります。

 これと同義とするかどうかは、私は医者ではありませんので何とも言えませんが、覚せい剤を使用していた頃、効き目の時にかなり酷似した症状を呈した覚えがあります。

 実際のところ、それなりに痰がからんだり、体の代謝上昇に伴う何らしかの変化はありましたが、それに対して異常な反応をし、常に痰を吐こうとする過敏な行動をしていました。

 私自身も良くない事と分かっておりましたし、きっと周りから見ても見苦しく見えたことでしょう。

 一時は身体的な異常かと思いましたが、他の人は同じネタを入れても全然平気なのを見て、これは心因性の可能性が高いなと思い、対策を練る事に。

 この様な精神症状には、脳の中に回路というか、スイッチみたいなものがあり、それが繋がると症状が出現する、と、どこかで聞いたか読んだかした覚えがありまして、そこでスイッチさえ入らなければいいのではと思い、気をそらしたり飲み物を飲むなどして誤魔化したりし、精神コントロールを図ってみたところ、とてもうまくいきました。

 一度、さほど異常ではないということが分かると、気もそらしやすくなり症状も際立って出現することはなくなりました。

 私的意見ですが、これらの症状にはカタ、ハマり的な要素があるような気がします。

 私の場合はこの症状でしたが、他の人にはまた別の心因性症状があるのかも知れませんね。



 身体的影響として、新陳代謝の上昇に伴う老廃物排出量の増加、多汗等があります。

 これらの症状は、覚せい剤浸入による異物排出、解毒に対する正常な生理的反応と考え、特に深刻な問題とは思いませんでした。

 深刻ではなく、困る程度の問題はありましたけど。(笑

 垢とフケと汗が普段より格段に多くなり、夏場ともなればすぐに臭ってくるので、シャワーを一日に何度も浴びるということになります。(^^;

 その度に着替えるわけで、洗濯物の量は尋常ではなくなります。(笑

 すぐなくなってしまうので、石鹸・シャンプー・洗濯洗剤等の予備は欠かせられませんでした。



 これは人の話で、私は実感したことがないので実際のところどうなのかは分かりませんが、ポン中独特の匂い(体臭)というものがあって、分かる人が嗅げばすぐに分かるそうです。

 基本的に他人の体臭をわざわざ嗅ぐことないし・・・。

 一体どんな匂いなんだろう・・・。(笑



 心身への影響のお話しでした♪

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